2016年03月01日

いいぞ、もっとやれ。[ジョン・ウィック]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ジョン・ウィック』
製作:2014年・アメリカ
製作総指揮:キアヌ・リーブス
監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタッド
出演:キアヌ・リーブス、ウィレム・デフォー、ミカエル・ニクヴィスト、他
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


個人的「見逃した映画」鑑賞会、続行中。
これ、映画館で観たかった・・・。本当に観たかったよ・・・。

-------------------------------------------------------
伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、
殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、
それをロシアン・マフィアによって奪われる。
怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、
ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し……。
-------------------------------------------------------


あらすじだけ見ると、私が毎度引き合いに出す、
韓国映画の名作「悪魔を見た」を彷彿とさせます。

実際、ちょっと似てます。

愛する人、もしくはその忘れ形見を奪われて、
復讐に走る、滅茶苦茶に強い(重要)男の話。

どちらも私は好きですが、
「悪魔を見た」は、対峙する"悪"が重過ぎるのに対し、
本作は"悪"が、わりと小物です。

だが、それがいい。

"怒らせたらヤバイ"感は、ビョン様もキアヌも同様なのですが、
ビョン様がどんどん深みにはまっていくのに対し、
キアヌは非常にスマートで、且つ淡々としています。
恨みの深さは同じくらいなのだけど、
サスペンスとコメディ、くらいの温度差。

ちなみに、私はどっちもかなり好みなのですが、
ポップコーン片手に見る娯楽作として、
「ジョン・ウィック」の方が、多くの人に好まれるとは思います。


キアヌ演じるジョンが、
亡くなったばかりの妻が残してくれた子犬と共に、
人生をやり直そうとした矢先(もうね、ほんとに矢先ですよ。)、
奪われる、子犬の命。

まずね、びっくりする程、この子犬が可愛いんですよ。

2日しか一緒に居なかったはずのキアヌの思い入れとか、
愛する妻を失ったことと重ねての悲しみとか、
そういうのひっくるめて怒りに変えて『マジあいつ殺す。』というテンションも、
子犬の可愛さだけで、他の説明は一切不要。

だが、それがいい。(2回目)

更に良いのは、脇役面々。
キアヌを怒らせたことへの、焦り方。

別に全員がオロオロしてるわけじゃないんだけど、
『アイツを怒らせたらヤバイ。』という焦燥感を、
各々の立場で、ちゃんと表現しているのが良い。

キアヌに味方する人、
とにかく逃げる人、
怯えながらも、立場上敵対してみる人、
様々ですが、一貫してみんな『アイツはヤバイ。』と感じてる感が伝わり、
ともすればコメディ的な視点でも、非常に面白いです。
相方と私は、終始爆笑していました。

ちなみに。

正直、アクション映画での、こういう"笑っちゃう"要素って
B級になりそうな危うさもありつつ、
でも、観客を満足させる要素の1つでもあると思うのですよ。
アクションとか、残虐描写が凄過ぎて、笑っちゃうこと、
私はよくあるんですが、本作も然りでした。
スタッフも完全に分かってやっていると思うなあ。

だが、それがいい(3回目)。潔いです。

それと、キアヌ演じるジョンには、
人物設定と背景に加えて、周囲の人々の協力体制があるので、
ピンチらしいピンチが無いのですが、
ストーリー展開にストレスなく入れるし、
話がサクサク進むから、テンポも良いので、
個人的には、これもかなり良い要素の1つでした。


ちなみに、今更ですが。
キアヌのアクションは、言わずもがな素晴らしかったです。
ガンアクションも美しいし、
体術もキレがあって、力強い。

顔はスマートイケメンなのに、アクションは肉体派なキアヌ。
ハリウッドのゴシップ記事では、何だかダメ人間扱いされてるのをよく見るので、
こういう、超絶カッコ良いキアヌを見ると、勝手ながら安心しますね。



世間の人々が、
『「怒りのデス・ロード」SUGEEEEEEーーーーー!!!!』
みたいなテンションで盛り上がっている中、
『「ジョン・ウィック」ヤバーーーーーイ!!!!!!!!』
と、DVDで盛り上がれる私は、ある意味幸せかも。
スマートな感想書きたかったんだけど情熱冷めやらず、こんな感じでスミマセン。

勿論、個人の好みの問題だと思うので、
どちらが優れているとかの話ではないですが、
オススメを聞かれたら、私は迷わず「ジョン・ウィック」です。

posted by tanako at 23:43| Comment(0) | それでも洋画には勝てない。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。